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“フランス人(たち)の昭和”
媒体 ARTE 独仏公共テレビ・アルテ 52分
脚本 エドメ・ミヨ、渡辺謙一、クリスチアンヌ・ラティネ
監督 渡辺謙一
1927年(昭和2年)エミー・ガブリエル23歳は、夫・忠太郎とともに東京に上陸する。日本が議会民主制を採用し、報道の自由と社会運動が活況を呈する時代であった。昭和(「百姓昭明、協和萬邦」)の開幕。26歳の天皇裕仁は、皇太子として外遊経験のある最初の天皇だった。“フランス人(たち)の昭和”は、次第に高まる帝国願望から敗戦までの激動の昭和を生きたフランス人家族の形成過程と日本の戦争の物語。
制作中

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我が友・原子力
福島の大地のいたるところに、家の近くにも、時には樹木で覆われ、放射性廃棄物で満たされた〜枝、草、花、ほこり〜大きな黒い袋が積み上げられている。旅行者の目を奪い驚愕させるこの光景は、この世のゴミ化、或いは我らの惑星の未来への予兆と言うべきか。さらには何千もの青いタンク、白いタンク、灰色のタンク:今日そして今後数十年の間、原子炉は水を注ぎ込まれ絶えず冷却される。原子炉と接触した水はすぐに放射性に変質する。何百ものタンクが100万トン以上の汚染水を貯蔵する。毎年風景は狭められ、保管スペースは2022年に飽和状態に達する。政府の専門委員会は、問題を解決するためというより厄介払いするために、汚染水を海に捨て、空にすることを推奨する。
原子力三部作
書名・我が友・原子力 は、ミカエル・フェリエによってコメントが書かれ、 渡辺謙一によって監督された3作品を総称します=フクシマ後の世界2013年、核の大地2015年、我が友・原子力2020年
出版
Michaël Ferrier, Kenichi Watanabe
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現在の修復
脚本 ユネス・ジャブラン、ジル・ジュアン
監督 ユネス・ジャブラン
20年前カレーレーシングユニオンFCは第4部でプレーし、決勝に到達するために立ちはだかるすべての権威あるクラブに勝利した。サッカーのアマチュアとプロ両サイドを隔てる壁を考慮すると、真に奇跡的出来事だった。事実このような事例は二度と起こらなかった。カレーの偉業は「L’Epopéeエポぺ」(騎士物語)と呼ばれ、カレーF Cの軌跡は従来の成功譚とは全く異なる物語として語り継がれている。
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鬼に逆らう者
脚本・監督 ヴァンサン・スリエ
一般的に芸術分野の“修復”といえば、数世紀前の文化遺産を保護保存するイメージだ。しかし、現代芸術でも保護保存の観点から“修復”はあり得るのだ。現代オブジェの修復は、現代芸術にかつてない視点を提供する。
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不可能のためのボランティア
脚本・監督 フィリップ・フレリング
最後のアメリカ兵の出発は、アフガニスタンへのアメリカの介入20年の終わりを示す。 カブール空港の駐機場では、国際政治および軍事的歴史の全章が終わろうとしている。この30年間、軍隊は、主要な任務である戦争以外の任務でさまざまな作戦シーンを演じてきた。 このドキュメンタリーは、最も悲劇的なエピソードの1つに焦点を当てる。 1992年から1995年、国連の委任統治下の兵士は、旧ユーゴスラビアで、好戦的なセルビア人、ボスニア人、クロアチア人の間に介入し、戦うことなく平和を取り戻す条件を確立するという使命を帯びていた。
制作準備